2020年8月20日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 rn-admin カイロで考えたイスラム 「五範疇」の長所と短所 カイロで考えたイスラム(29)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 イスラム教では人間の行為を5つの範疇に分類し、それぞれ賞罰を科している。①義務行為(礼拝や断食、夫婦の扶養と服従など)②推奨行為(自発的喜捨、奴隷解放、 […]
2020年8月20日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 rn-admin シュバイツァーの気づきと実践 文明の落差と誤解のはじまり シュヴァイツアーの気づきと実践(14)帝塚山学院大学名誉教授 川上 与志夫 シュヴァイツァー夫妻がアフリカで活動を始めた1913年ごろ、アフリカは暗黒大陸と呼ばれていた。海岸線に点在する小さな町には、材木や雑貨を扱う白 […]
2020年8月20日 / 最終更新日 : 2020年8月20日 rn-admin 岡山宗教散歩 池田光政の宗教政策と不受不施派 岡山宗教散歩(19)郷土史研究家 山田良三 受布施と不受不施 備前法華の中でも「不受不施派」は、江戸時代に激しい弾圧を受けました。徳川幕府はキリシタンとともに不受不施派を邪宗門としたので、岡山藩も厳しく取り締まりました […]
2020年7月22日 / 最終更新日 : 2020年7月22日 rn-admin 岡山宗教散歩 備前・備中のキリシタン 岡山宗教散歩(18)郷土史研究家 山田良三 日本二十六聖人の一人 慶長2年(1597)、豊臣秀吉の命により長崎で磔の刑に処された「日本二十六聖人」のうち、63歳の最年長だった市川喜左衛門(洗礼名ディエゴ喜斎)は備前国芳 […]
2020年7月22日 / 最終更新日 : 2020年7月22日 rn-admin シュバイツァーの気づきと実践 アフリカに来てよかった…けれど… シュヴァイツアーの気づきと実践(13)帝塚山学院大学名誉教授 川上 与志夫 シュヴァイツァー夫妻はドイツ人である。当時、フランスの植民地であったガボン共和国へ行くには、フランス宣教協会の許可を得なければならなかった。と […]
2020年7月22日 / 最終更新日 : 2020年8月7日 rn-admin カイロで考えたイスラム ラマダーン・カリーム カイロで考えたイスラム(28)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 五行のラマダーンについてもう少し掘り下げてみよう。これが単なる断食の苦しみの期間とならないよう、政府もイスラム指導者も大いなる楽しみを準備している。それ […]
2020年7月22日 / 最終更新日 : 2020年8月7日 rn-admin 文学でたどる日本の近現代 『氷壁』井上 靖(1907〜91年) 文学でたどる日本の近現代(10)在米文芸評論家 伊藤武司 井上靖の文章的特徴は絵画的で叙事的色調が一般的といえるだろう。均整のとれた輪郭、簡潔で静止的という特徴は、井上文学を支える基本である。 この志向性が効果的に現 […]
2020年6月18日 / 最終更新日 : 2020年6月18日 rn-admin 文学でたどる日本の近現代 『風土』和辻哲郎(1889〜1960年) 連載・文学でたどる日本の近現代(9)在米文芸評論家 伊藤武司 比較文化論の始まり 1935年発刊の『風土』について和辻哲郎は、ドイツの哲学者ハイデッガーの哲学に啓発されたと述べている。「存在と時間」の時間性の分析を、空 […]