2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年6月20日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 多度大社の神が仏教に帰依 連載・神仏習合の日本宗教史(3)宗教研究家 杉山正樹 神祇信仰の変化 山を神とする山体信仰の原初形態は、神体山(神奈備)の頂上の磐座や磐境(湧水や滝など)に降臨する神霊を祭祀する「山宮」であった。やがて山麓の人里近くに祭 […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年6月20日 rn-admin 京都宗教散歩 信長の娘冬姫が眠る百萬遍知恩寺 連載・京都宗教散歩(8)ジャーナリスト 竹谷文男 6月2日は織田信長の命日だが、その娘で大名に嫁ぎ、その後、尼僧になって秀吉の側室になるのを拒んだ女性がいたことは、余り知られていない。次女冬姫で、今は百萬遍知恩寺(京都 […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年6月20日 rn-admin 文学でたどる日本の近現代 『夜明け前』島崎藤村(1872〜1943年) 連載・文学でたどる日本の近現代(28)在米文芸評論家 伊藤武司 自然主義の作家 明治5年、島崎藤村は長野県の宿場町馬籠(現・岐阜県中津市馬籠)に、本陣・庄屋・問屋を兼ねる旧家の末弟として生まれた。10歳で上京し、キリ […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 気比神宮の御祭神が神身離脱 連載・神仏習合の日本宗教史(2)宗教研究家 杉山正樹 6世紀中半、欽明天皇の御代に伝来した仏教は、多少の混乱を経ながら、王家が受容したことで全国へ急速に伝播するようになる。その過程で、列島の各地の神社において奇妙な現象 […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rn-admin 京都宗教散歩 鞍馬寺護法魔王堂の「尊天」 連載・京都宗教散歩(7)ジャーナリスト 竹谷文男 鞍馬弘教の鞍馬寺本殿には、本尊である「尊天」すなわち、毘沙門天、千手観世音、そしてサナート・クマラと称する護法魔王尊が秘仏として収められている。開帳されるのは60年に一 […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rn-admin 文学でたどる日本の近現代 『本居宣長』小林秀雄(1902〜83年) 連載・文学でたどる日本の近現代(27)在米文芸評論家 伊藤武司 63歳からライフワーク 小林秀雄は明治35年、東京神田に生まれた。2年下の妹にクリスチャン作家・随筆家の高見沢潤子がいる。文芸評論家、編集者、音楽や美術 […]
2022年4月20日 / 最終更新日 : 2022年4月20日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 仏教揺籃の太子山向原寺・豊浦寺跡 連載・神仏習合の日本宗教史(1)宗教研究家 杉山正樹 日本列島には1000年もの間、神と仏が共存する時代があった。8世紀の奈良時代に始まり明治期まで続いた「神仏習合」である。明治初めの神仏分離により、神道と仏教は分離さ […]
2022年4月20日 / 最終更新日 : 2022年4月20日 rn-admin 京都宗教散歩 貴船神社から鞍馬寺護法魔王堂へ 連載・京都宗教散歩(6)ジャーナリスト 竹谷文男 京都市の北、鴨川の水源である貴船川のほとり、深い林の中に貴船神社は鎮座している。全国二千社を数える水神の総本宮であり古来、朝廷の崇敬が篤かった。 貴船神社の奥宮には、御 […]