2020年7月22日 / 最終更新日 : 2020年7月22日 rn-admin 社 説 私の中に宗教を土着させる 2020年7月10日付 765号 万葉文化論が専門の上野誠奈良大学教授は、『日本人にとって聖なるものとは何か』(中公新書)で、「多神教とは、多くの神々がいる宗教ではなく、無限に神が生まれ続ける文化構造と考えねばならない […]
2020年6月18日 / 最終更新日 : 2020年6月18日 rn-admin 社 説 「自粛」を成長の期間に 2020年6月10日付 764号 新型コロナウイルスに感染しないよう「自粛」を心掛ける新しい生活が始まった。長期間、宇宙ステーションで巣ごもり生活の経験がある宇宙飛行士の若田光一さんが、「自粛の期間は成長のチャンス」とテ […]
2020年5月17日 / 最終更新日 : 2020年5月17日 rn-admin 社 説 ポスト・コロナの世界と宗教 2020年5月10日付 763号 NHKテレビのインタビュー「〝コロナ危機〟どう生きる」で山中伸弥さんは、「最初はコロナとの〝闘い”という表現を使っていたが、今はもう使っていない。ウイルスとの〝共存”、平和的共存だと思 […]
2020年4月15日 / 最終更新日 : 2020年4月15日 rn-admin 社 説 ウイルスが存在する意味 2020年4月10日付 762号 新型コロナウイルスの感染で世界が一瞬にして変わってしまったようなここ数か月である。刻々の情報に驚かされながら、ふと考えるのは、ウイルスは何のために人に感染するのか、感染して人がいなく […]
2020年3月15日 / 最終更新日 : 2020年3月15日 rn-admin 社 説 里山を守る暮らし 2020年3月10日付 『日本列島回復論』(新潮選書)を書いた井上岳一氏は、学生時代、林学で下北半島のマタギの研究をし、林野庁に入って地方分権に伴う林業政策に携わったが、資本主義社会で置き去りにされる山村を変えることは […]
2020年2月19日 / 最終更新日 : 2020年2月19日 rn-admin 社 説 ミスラ神から弥勒菩薩へ 2020年2月10日付 760号 2016年に開かれたG7伊勢志摩サミットで「テロと文化財」と題して披露されたのが、タリバンに爆破されたバーミヤン東大仏天井壁画の復元である。天井画の中心は「天翔る太陽神」で、4頭の白馬 […]
2020年1月11日 / 最終更新日 : 2020年2月19日 rn-admin 社 説 新年のご挨拶 2020年1月10日付759号 本紙代表 石丸志信 令和二年庚子(かのえね)の年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年中は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。 本年は、十二支が一巡して改元後初めて […]
2019年12月13日 / 最終更新日 : 2019年12月13日 rn-admin 社 説 冷戦終結30年とローマ教皇来日 2019年12月10日付 758号 教皇フランシスコが日本訪問で語ったメッセージは、日本のカトリック信者や国民だけでなく世界に向けてのものだった。そこから日本と世界人類への愛、冷戦終結から30年の世界を、次の時代に動か […]