2024年2月19日 / 最終更新日 : 2024年2月19日 rn-admin 宗教から家康を読む 死後、神となり関八州を守る 連載・宗教から家康を読む(最終回)多田則明 東京の北東にある日光は、日本を代表する観光地として外国人にも人気の世界遺産である。その中心にある日光東照宮は、「死後、神となり関八州を守る」として東照大権現になった徳川家 […]
2024年1月15日 / 最終更新日 : 2024年1月15日 rn-admin 宗教から家康を読む 禁中並公家諸法度で戦をなくす 連載・宗教から家康を読む(9)多田則明 武家諸法度とともに幕府は元和元年(1615)、朝廷や公家を統制する禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと)を制定した。禁中は皇族、御法度は法律のこと。朝廷や公家を […]
2023年12月20日 / 最終更新日 : 2024年1月15日 rn-admin 宗教から家康を読む 江戸幕府の寺請制度が始まる 連載・宗教から家康を読む(8)多田則明 私が暮らす香川県さぬき市には四国八十八箇所の86番から88番の霊場(寺)がある。四国遍路が修行僧から庶民の間に広がったのは江戸時代中期で、お遍路さんたちはそれぞれの檀那寺が発行す […]
2023年11月17日 / 最終更新日 : 2023年11月17日 rn-admin 宗教から家康を読む 幕府の官学に儒学を採用 連載・宗教から家康を読む(7)多田則明 長い戦国時代が終わると、武よりも統治の学として文が重要になってくる。中でも、宋の指導理念として盛んだった儒学の一つ朱子学が注目され、その第一人者として諸大名に招かれていたのが藤原 […]
2023年9月20日 / 最終更新日 : 2023年9月20日 rn-admin 宗教から家康を読む なぜキリスト教を禁じたのか 連載・宗教から家康を読む(6)多田則明 日本の戦国時代、世界は大航海時代だった。遠洋航海の技術を持つポルトガルとスペインを中心にヨーロッパ諸国がアフリカやアジアに進出し、コショウなどの香辛料の貿易、さらには領土の獲得競 […]
2023年8月21日 / 最終更新日 : 2023年8月21日 rn-admin 宗教から家康を読む 日本人の富士信仰と家康 連載・宗教から家康を読む(5)多田則明 日本人の宗教は古来から「山の宗教」で、代表的な修行の山、霊山の一つが富士山である。晩年の家康が駿河城を拠点にしたのは、少年時代の懐かしさもあっただろうが、富士を仰ぐ景観も大きな要 […]
2023年7月27日 / 最終更新日 : 2023年7月27日 rn-admin 宗教から家康を読む 浜松城の隣に「出世神社」 連載・宗教から家康を読む(4)多田則明 一向一揆を制圧することで三河東部も従えた家康は、実質的に三河全体を統治する戦国大名になった。その後、29歳の時に遠江国(とおとうみのくに)の浜松城を修復し、17年間城主として三河 […]
2023年4月18日 / 最終更新日 : 2023年4月18日 rn-admin 宗教から家康を読む 三河一向一揆で家臣団が分裂 連載・宗教から家康を読む(3)多田則明 豊臣秀吉が家康に対し、天下の宝といわれるものの大半を集めたのを自慢して、家康の宝は何かと聞いたとき、家康が 「家臣が最高の宝」で「貧しい田舎武士の集まりだが、私のために命を捨てて […]