2019年6月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム 愛による神と人との結合 カイロで考えたイスラム(16)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 スーフィーの語源は、スンニー派による律法主義・形式主義的なイスラム法(シャリア)を批判した初期のイスラム神秘主義者が、虚飾を廃し、粗末な羊毛(スーフ)の […]
2019年5月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム イスラム神秘主義、スーフィズム カイロで考えたイスラム(15)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 古典スンニ派思想は、イスラム思想史上最大の思想家とされるガザーリーの出現によって完成したとされる。彼の思想に重大な影響を与えたのが、スーフィズムと呼ばれ […]
2019年4月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム 史上最大の思想家ガザーリー カイロで考えたイスラム(14)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 古典スンニ派思想の完成者で、イスラム史上最大の思想家とされるのがガザーリー(1058─1111)である。彼が生まれたのはペルシャ、ホラーサーンのトース付 […]
2019年3月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム 中間を行くアシュアリー派 カイロで考えたイスラム(13)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 論敵の批判に対するアシュアリーの主張を、井筒俊彦著『イスラム思想史』に沿って要約しよう。 ①神と天使たちが下した経典と使徒達、神が顕し給うた事、ムハン […]
2019年2月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム 合理主義的宗派とその反動 カイロで考えたイスラム(12)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 ムアタズィラ派 イスラム教が予定論をめぐりいくつかの派に分かれ、神の予定と人間の自由、信仰と行為などについて論じているうちに、合理主義の影響を受けたムア […]
2018年12月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム 予定論をめぐり分裂 カイロで考えたイスラム(11)カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 イスラム神学で大問題として後々まで論争の源となった一つが予定論、宿命論だ。井筒俊彦氏の見解を基に、その対応から各派の特色を見ていこう。 ジャブル派 ジャ […]
2018年11月20日 / 最終更新日 : 2019年11月27日 rn-admin カイロで考えたイスラム イスラム神学のあらまし カイロで考えたイスラム(10)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 今回からイスラム神学のあらましを見ていきたい。イスラム思想史を執筆した井筒俊彦氏によると、イスラム神学が芽生え、進展した要因は、①預言者ムハンマドの死後 […]
2018年10月20日 / 最終更新日 : 2019年12月13日 rn-admin カイロで考えたイスラム イスラム法の4つの法源 カイロで考えたイスラム(9)在カイロ・ジャーナリスト 鈴木真吉 イスラム教は正統カリフ時代からウマイヤ朝を経て、アッバース朝に到る。渥美堅持氏は著書『イスラム基礎講座』で、この六百二十六年間に、預言者ムハンマドが受けた […]