2023年5月18日 / 最終更新日 : 2023年5月18日 rn-admin 京都宗教散歩 憂国の畠山勇子が眠る末慶寺 連載・京都宗教散歩(18)ジャーナリスト 竹谷文男 かつて平安京の皇居である大内裏に通じていた大宮通りは、御所が鴨川に近い場所に移ってしまった今、往時の賑わいはなく、通りを一筋か二筋か奥に入ると静かな小路となる。そんな […]
2023年5月18日 / 最終更新日 : 2023年5月18日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 美と宗教の山が生んだ富士信仰 連載・神仏習合の日本宗教史(13)宗教研究家 杉山正樹 富士山は、いにしえの時代より日本人の崇敬の対象であった。美しい自然景観は勿論のこと、山体から放たれる峻厳な佇まいは、「霊峰富士」の威容で私たちを圧倒する。 富士山 […]
2023年5月18日 / 最終更新日 : 2023年5月18日 rn-admin 近代仏教の人と歩み 近代仏教の創始者・清沢満之 連載・近代仏教の人と歩み(3)多田則明 「精神主義」の宗教運動を広める 仏教を基に宗教哲学 『歎異抄』の再評価など近代仏教の誕生に大きな足跡を残した清沢満之(きよざわまんし)は生前、鈴木大拙らに高く評価されたが、死後長ら […]
2023年5月18日 / 最終更新日 : 2023年5月18日 rn-admin 愛国者の肖像 賀川豊彦 戦後の天皇制存続に貢献 連載・愛国者の肖像(8)ジャーナリスト 石井康博 賀川豊彦は明治21年(1888)に神戸で回漕業者の賀川純一と愛人・菅生かめの子として神戸市で生まれた。裕福な家庭で育ったが、4歳の時に相次いで両親を失くし、徳島にい […]
2023年5月18日 / 最終更新日 : 2023年5月18日 rn-admin 文学でたどる日本の近現代 『雲の墓標』阿川弘之(1920~2015) 連載・文学でたどる日本の近現代(37)在米文芸評論家 伊藤武司 広島に生まれ 阿川弘之は国際連盟が発足した1920年、広島市で生まれた。1600万人の戦死者を出した第一次大戦後の新しい世界秩序が始動した年で、20年ばかり […]
2023年4月18日 / 最終更新日 : 2023年4月18日 rn-admin 京都宗教散歩 仙洞御所の庭が秘める死生観 連載・京都宗教散歩(17)ジャーナリスト 竹谷文男 京都御苑の一角にある仙洞御所(せんとうごしょ)は江戸期に後水尾上皇が住み、庭は小堀遠州が池泉廻遊式庭園として造った。御殿は焼失したが、広い庭は残っている。 仙洞御所の […]
2023年4月18日 / 最終更新日 : 2023年4月18日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 真言密教により「両部神道」が成立 連載・神仏習合の日本宗教史(12)宗教研究家 杉山正樹 教理を持たない神祇信仰は、仏教の影響を受けつつ理論化が進み、「神道」として確立し発展を遂げる。11~12世紀の院政期・中世の朝廷では、既に「神道」の自覚が生まれて […]
2023年4月18日 / 最終更新日 : 2023年4月18日 rn-admin 近代仏教の人と歩み 仏教を哲学にした井上円了 連載・近代仏教の人と歩み(2)多田則明 心の近代化を求め妖怪学を講義 妖怪学を全国で講演 明治20年頃、日本中に奇怪な現象「こっくりさん」が蔓延した。これを調査し、実験によって、人間の心理作用が原因なのを明らかにしたのが […]