2022年9月19日 / 最終更新日 : 2022年9月19日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 北野天満宮と浄土信仰 連載・神仏習合の日本宗教史(6)宗教研究家 杉山正樹 怨霊思想と御霊信仰 奈良時代中期から平安時代末までの400年間は、貴族が政争に明け暮れ戦乱や地震が頻発、都を疫病が度々襲うなど、社会が不安と混乱に包まれた時代であった […]
2022年8月22日 / 最終更新日 : 2022年8月22日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 日吉大社と比叡山延暦寺 連載・神仏習合の日本宗教史(5)宗教研究家 杉山正樹 天台宗と山王神道 11世紀、神仏習合は最澄と空海の登場で新たな段階を迎えるようになる。延暦7年(788)、最澄は薬師如来を本尊とする草庵・一乗止観院(後の延暦寺根本中 […]
2022年7月28日 / 最終更新日 : 2022年7月28日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 八幡神の始まり宇佐神宮 連載・神仏習合の日本宗教史(4)宗教研究家 杉山正樹 八幡神を祀る八幡社は全国の神社8万8千社の半数近くを占め、二位の神明社を大きく上回る。八幡社の総本宮が大分県宇佐市の宇佐神宮で、伏見稲荷と共に渡来人秦氏の創建とされ […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年6月20日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 多度大社の神が仏教に帰依 連載・神仏習合の日本宗教史(3)宗教研究家 杉山正樹 神祇信仰の変化 山を神とする山体信仰の原初形態は、神体山(神奈備)の頂上の磐座や磐境(湧水や滝など)に降臨する神霊を祭祀する「山宮」であった。やがて山麓の人里近くに祭 […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 気比神宮の御祭神が神身離脱 連載・神仏習合の日本宗教史(2)宗教研究家 杉山正樹 6世紀中半、欽明天皇の御代に伝来した仏教は、多少の混乱を経ながら、王家が受容したことで全国へ急速に伝播するようになる。その過程で、列島の各地の神社において奇妙な現象 […]
2022年4月20日 / 最終更新日 : 2022年4月20日 rn-admin 神仏習合の日本宗教史 仏教揺籃の太子山向原寺・豊浦寺跡 連載・神仏習合の日本宗教史(1)宗教研究家 杉山正樹 日本列島には1000年もの間、神と仏が共存する時代があった。8世紀の奈良時代に始まり明治期まで続いた「神仏習合」である。明治初めの神仏分離により、神道と仏教は分離さ […]