2022年9月19日 / 最終更新日 : 2022年9月19日 rn-admin 社 説 空海とスピノザ─神仏即自然 2022年9月10日付 791号 空海における神仏習合を考えていて、ふと汎神論で知られるスピノザの思想と共鳴するのに気付いた。17世紀、オランダ・アムステルダムのユダヤ人居住区に生まれたスピノザは、生前に出した『神学・ […]
2022年8月22日 / 最終更新日 : 2022年8月22日 rn-admin 社 説 富士山における神仏習合 2022年8月10日付 790号 富士山がユネスコの世界文化遺産に登録されたのは2013年、正式名称は「富士山─信仰の対象と芸術の源泉」で、芸術の対象としての美しい山容とともに、日本人の古代からの信仰の遺産としての価値 […]
2022年7月28日 / 最終更新日 : 2022年7月28日 rn-admin 社 説 大安寺における神仏習合 2022年7月10日付 789号 奈良市東九条町の大安寺を訪ねると、近くの森の中に「元石清水八幡宮 八幡神社」という神社がある。かつては大安寺の寺域の鎮守として、石清水八幡宮あるいは郷社石清水八幡宮とも称していたとい […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年6月20日 rn-admin 社 説 東大寺における神仏習合 2022年6月10日付 788号 鎌倉に初めて武士の都を造った源頼朝は、その中心に鶴岡八幡宮を迎えた。同宮は、河内源氏2代目の源頼義が、前九年の役の戦勝を祈願した京都の石清水八幡宮護国寺を鎌倉の由比郷鶴岡(由比ヶ浜)に […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rn-admin 社 説 聖徳太子における神仏習合 2022年5月10日付 787号 神仏習合について考えていたら、神道国際学会の三宅善信理事長から、『聖徳太子思想の中心にあった神道』(神道国際学会鼎談シリーズ1、2017年)が送られてきた。開いて目に飛び込んできたのは […]
2022年4月20日 / 最終更新日 : 2022年4月20日 rn-admin 社 説 日本文化を形成した神仏習合 2022年4月10日付 786号 政治的危機の背景には経済的危機があり、その背景には文化的危機がある。常識的理解を超えたロシアのウクライナ侵攻も、プーチンと彼を支えるロシア人の文化的・宗教的特質に迫らないと理解できない […]
2022年3月20日 / 最終更新日 : 2022年3月20日 rn-admin 社 説 危機の時に読む「コへレトの言葉」 2022年3月10日付 785号 コロナ禍の終わりが見えそうになって、ロシアのウクライナ侵攻という世界的な危機が勃発した。常識を超えた暴挙を起こしたプーチン大統領は、どんな考えに駆られたのか。多くの専門家が指摘するなか […]
2022年2月12日 / 最終更新日 : 2022年2月12日 rn-admin 社 説 最澄と徳一の「諍論」と日本仏教 2022年2月10日付 784号 昨年から今年にかけて、伝教大師1200年大遠忌記念特別展「最澄と天台宗のすべて」が東京・九州・京都で開かれ、改めて最澄が開いた天台宗・比叡山延暦寺への関心が高まっている。比叡山は「日本 […]