2022年12月17日 / 最終更新日 : 2022年12月17日 rn-admin 社 説 人と自然にどう向き合うか 2022年12月10日付 794号 2019年に発生した新型コロナウイルス感染症の流行は3年を超え、各国の対策により世界規模ではほぼ落ち着きつつある。世界保健機関(WHO)は、将来、感染症のパンデミックが発生した場合の […]
2022年11月17日 / 最終更新日 : 2022年11月17日 rn-admin 社 説 共同社会の創造に向けて 2022年11月10日付 793号 人類社会が発展してきたのは、子育てから看取りまで助け合う共同性を確保してきたからである。ところが近年、内外共に自国・自民族中心主義が「利他」を圧倒するようになり、人類の未来に暗雲を招 […]
2022年10月17日 / 最終更新日 : 2022年10月17日 rn-admin 社 説 親鸞とカルヴァン 2022年10月10日付 792号 親鸞の言葉を伝える『歎異抄』は第四条で、慈悲の実践における自力の聖道門と他力の浄土門との違い(かはりめ)について、次のように述べている。 「慈悲に聖道(しょうどう)・浄土のかはりめあ […]
2022年9月19日 / 最終更新日 : 2022年9月19日 rn-admin 社 説 空海とスピノザ─神仏即自然 2022年9月10日付 791号 空海における神仏習合を考えていて、ふと汎神論で知られるスピノザの思想と共鳴するのに気付いた。17世紀、オランダ・アムステルダムのユダヤ人居住区に生まれたスピノザは、生前に出した『神学・ […]
2022年8月22日 / 最終更新日 : 2022年8月22日 rn-admin 社 説 富士山における神仏習合 2022年8月10日付 790号 富士山がユネスコの世界文化遺産に登録されたのは2013年、正式名称は「富士山─信仰の対象と芸術の源泉」で、芸術の対象としての美しい山容とともに、日本人の古代からの信仰の遺産としての価値 […]
2022年7月28日 / 最終更新日 : 2022年7月28日 rn-admin 社 説 大安寺における神仏習合 2022年7月10日付 789号 奈良市東九条町の大安寺を訪ねると、近くの森の中に「元石清水八幡宮 八幡神社」という神社がある。かつては大安寺の寺域の鎮守として、石清水八幡宮あるいは郷社石清水八幡宮とも称していたとい […]
2022年6月20日 / 最終更新日 : 2022年6月20日 rn-admin 社 説 東大寺における神仏習合 2022年6月10日付 788号 鎌倉に初めて武士の都を造った源頼朝は、その中心に鶴岡八幡宮を迎えた。同宮は、河内源氏2代目の源頼義が、前九年の役の戦勝を祈願した京都の石清水八幡宮護国寺を鎌倉の由比郷鶴岡(由比ヶ浜)に […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月18日 rn-admin 社 説 聖徳太子における神仏習合 2022年5月10日付 787号 神仏習合について考えていたら、神道国際学会の三宅善信理事長から、『聖徳太子思想の中心にあった神道』(神道国際学会鼎談シリーズ1、2017年)が送られてきた。開いて目に飛び込んできたのは […]