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[2019年3月10日号 1面記事(2)]

高幡不動尊の節分会/東京・日野市

榊原郁恵さんらが豆まき

節分会


 晴天に恵まれた節分の2月3日、東京・日野市にある真言宗智山派別格本山の高幡山明王院金剛寺(高幡不動尊)で豆撒式があり、午前10時から5回、裃姿の年男・年女やタレントら(写真)による豆まきが行われ、合わせて約4万人の善男善女が今年の福を授かった。
 豆撒式は、杉田純一貫主をはじめ僧侶、年男のお練りが大日堂を出発して始まる。行列は仁王門をくぐって不動堂に入り、年男・年女は杉田貫主を導師に護摩供を受けた。会場となる法輪閣前は既に参詣者であふれ、警官やガードマン、寺のスタッフたちが整理に懸命。豆まきは、この後、11時、午後1時、3時、4時の計5回行われ、延べ4万人が参詣し、まかれた福豆は約1・5㌧。福豆は1月31日に豆煎り式を終えている。
 11時の回に豆まきをしたのは、榊原郁恵やつのだ☆ひろ、寺泉憲、吹越満、IMALUなどのタレントに演歌歌手の藤原浩、岩崎愛子さんやミス日本グランプリ、祇園舞妓の市紘・小奈都さん、そしてハローキティをはじめ東京消防庁のキュータ、警視庁のピーポ、国税庁のイータなどのキャラクターも顔をそろえた。
 朱塗りの舞台に登場した人たちが豆まきの前に挨拶。IMALUさんは「すごく気持ちのいい天気でうれしいです。たくさんの人がいらっしゃるので安全第一でお願いします」と、吹越満さんは「自分ではこんなところにいていい縁起のいい人間とは思っていなかったのですが、お招きいただいてうれしい。今年は縁起のいい男になれると思い頑張ります。皆さまに福が来ますように」、榊原郁恵さんは「縁起のいい年女です。皆さんに福が届くように頑張って投げます」、毎年登場しているつのだ☆ひろさんは「間違いなくたくさんの福をお届けしますので、お持ち帰りください」、亥年生まれの寺泉憲さんは「笑う門には福来る。皆さんお幸せに」などとあいさつし、大きな拍手を浴びていた。
 豆まきの発声は榊原さん。「福は内!」と叫ぶと、一斉に福豆が投げられ、境内は歓声が飛び交った。高幡不動尊では不動明王の前では鬼でさえ心を入れ替えてしまうという言い伝えから「鬼は外」の掛け声はなく「福は内」のみ。いったん終わると、続いて羽織姿の年男・年女が登場し、勢いよく豆をまいた。
 第1回が終わり、参拝者が下がると、法輪閣前のコンクリート地面は砕けた豆の山。スタッフが大急ぎで掃除し、次の回に備える。午前11時の回からは、駅から仁王門に向かう道に長い行列ができていた。
 境内では初不動に続いて「だるま市」も開かれ、関東各地から集まっただるま屋がたくさんのだるまを店頭に並べ、威勢のいい掛け声でお客さんを誘っていた。また、この日まで火防(ひぶせ)の「ほのほうちわ」の授与があり、日野市観光協会は、ほのほうちわ・福豆・福升・干支土鈴・福銭・小熊手・交通安全ステッカーが入った福袋を境内で販売していた。


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