敬老の日

2020年10月10日付 768号

 9月21日の敬老の日、自治会では80歳以上のお年寄りに記念品を贈ることにしていた。自治会長も3度目になる天地子は少し考え、自治会の小学生にプレゼンターになってもらうことにした。といっても3人しかいない。うち2人は6年生と1年生の姉弟なので、その祖父に打診すると、喜んで、とのこと。
当日、福祉委員の運転で後ろに2人を乗せ、該当する家を訪問した。事前に案内していたので、それぞれ笑顔で出迎えてくれる。子供らは「これからもお元気で」と市の共通商品券を手渡す。「どこのお子さん?」と、最近は子供の顔を知らなくなっている。
仲良しのおばあさん2人は、庭に出て一緒に迎えてくれたので、記念撮影。後で小学校に送ると、広報誌に載せますと喜ばれた。
回り終え、子供たちにはご褒美の図書券を。これが楽しい思い出になってほしい。
9月末には、大きくなったジャンボカボチャを幼稚園と小学校にプレゼント。畑から運び出すのがひと苦労で、太い金網で作った籠にのせ、四隅に通したロープに棒をかけ、4人で何とか担いで軽トラへ。
最重は約120キロで、小学校へ。次の約100キロを幼稚園に届けると、昼休みだったので園児たちが集まり、大騒ぎに。10月末のハロウィンに使いたいのでと、残りのカボチャも届けることにした。子供が卒業すると学校との縁がなくなりがちだが、子供は地域全体で育てるようにしたい。